究極のニキビ治療 PDTとは?

もうどうにもならないくらいニキビができてしまった…。
しかも顔全体に無数の赤ニキビ…。

そんな状態になってしまったら、皮膚科への長期通院しかない…
と思ったら大間違いです。

今は画期的な治療法があるんです。

PDTってどんな治療?

PDTとは「Photo Dynamic Therapy」の略。

光に反応する物質とある波長の光線を組み合わせた
光線力学療法のことです。

簡単に言うと、毛穴に潜んでいる常在菌を光線によって
皆殺しにする治療法。

ニキビの原因から根こそぎ一掃するので、
驚くほど改善されるんです。

PDTはどんな仕組みでニキビを一掃するの?

まず、皮脂腺に取り込まれる性質がある「アミノレブリン酸」
というアミノ酸の一種を治療の前に飲みます。

アミノレブリン酸は体内にもともと存在する物質なので、
副作用などの心配はありません。

 

アミノレブリン酸は体内に入ると「ポルフィリン」という
光に反応する物質を生成します。

ポルフィリンは光に当てると大量の活性酸素を発生させる物質で、
皮脂腺に取り込まれる性質があります。

PDTの光線はポルフィリンがもっとも反応する波長に
調整されているので、光線を当てると皮脂腺に取り込まれたポルフィリンは、
大量の活性酸素が発生し、中に潜んでいるニキビの原因菌を殺菌するのです。

 

 PDT治療の手順は?

 アミノレブリン酸を服用

白い粉末状で、水やジュースと一緒に飲みます。
ちょっとすっぱい味がします。

 

 アミノレブリン酸が吸収されるまで待つ

アミノレブリン酸が皮脂腺に取り込まれるまでに
2時間ほど掛かるので、その間は院外へも出られます。

 

 PDT照射

4時間ほどでアミノレブリン酸が反応してくるので、
そのくらいの時間が経ったら照射開始です。

照射時間は30分~1時間。

皮脂腺が破壊され、潜んでいる原因菌も死滅。
痛みはありませんが熱で顔が火照ります。

 

 帰宅

クーリングジェルなどで火照った顔を冷やしたら、
いつも通りのメイクをして帰宅できます。

ほとんどの人は約一週間でニキビが治まり、
破壊された皮脂腺は徐々に再生してきます。

 

痛みも副作用もない画期的なニキビ治療法 PDT。
ひどいニキビでお悩みの人は、治療を検討されてはいかがでしょうか。

 

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