私は今でこそ大人ニキビができても、それほど悪化することはなくなりましたが、
少し前までは、思いっきり悪化することもよくあったんですよ。
悪化するときって分かるんです。
普通、最初は白く半透明に見え、柔らかい状態の白ニキビができ、
それから徐々に炎症を起こして赤ニキビになるものです。
ところが私の場合、悪化するときには白ニキビをすっ飛ばして
いきなり炎症を起こしてしまうんです。
まず最初、皮膚の奥の方にしこりができて、これがだんだん固くなります。
ちょっと信じられないくらいの大きさになることも。
そして、わずか2~3日で最終段階の赤ニキビ「膿腫」になってしまいます。
中に膿を持って、触ると痛みがあり、なかなか潰れない状態です。
これが日に日に増えていくんですから、たまりません。
こうなったらもう自己流ケアは不可能。ニキビケア基礎化粧品でもお手上げ。
皮膚科へ直行です…。
私が受けた皮膚科での大人ニキビ治療
診察は触診をちょちょっとするだけです。
先生の話では、いきなりしこりができるのは、
遺伝的に毛穴付近の角化異常が起こりやすいのでは?ということでした。
超オイリー肌なので、人一倍、皮脂分泌が多いのも原因のようです。
あとは投薬治療になります。
私が出してもらったのは軟膏と飲み薬を1種類ずつ。
塗り薬のアクアチム軟膏。
2本出してもらったうち、1本はまだそのまま残っていました。
ニキビの原因菌であるアクネ菌やブドウ球菌などの増殖を阻害し、殺菌するお薬です。
朝晩2回、洗顔後に塗ります。
かなり油っぽいので、塗ってるときはベースメイクはできません。
見た目もギトギトになります…。
これ、私にはすごく効きました。日に日に目に見えて鎮静化。
そしてこちらが飲み薬、ルリッド錠。
細菌の増殖を抑えて殺菌する抗生物質で、色々な感染症の治療に使われるお薬です。
朝晩1錠ずつ飲みます。
このときは、悪化した大人ニキビ鎮静化まで約4週間掛かりました。
でも、自己流ケアを続けていたら、今頃どうなっていたことか…。
このサイトへ来る人の中には、大人ニキビの市販薬の情報を探している人が
多いのですが、悪化したニキビは市販薬ではまず治りません。
市販薬と処方薬では使える成分がかなり違うんですよ。
悪化してきた~という人は、面倒がらずに皮膚科へ行きましょう。
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