このサイトでも、酸化については何度か記事にしています。
(以前の記事 ⇒ 増えすぎた活性酸素を分解して美肌に!)
メディアでもよく取り上げられるので、ご存知と思いますが、
「酸化」は肌だけではなく、体全体の老化を招きます。
だから、食事などで抗酸化物質を摂取したり、抗酸化作用のある
ビタミンCやAを含んだ基礎化粧品を使うことが大切です。
そして最近、「酸化」よりも怖いという「糖化」についての記事を
雑誌などでよく見かけるようになりました。
糖化とは?
糖化は体内にあるたんぱく質と、食べ物から摂取した糖が結びついて、
変質して劣化したたんぱく質を作ってしまうこと。
この劣化したたんぱく質を「AGEs」といいます。
AGEsは肌のたんぱく質であるコラーゲンやエラスチンと結びつくと、
肌が糖化して、弾力が失われてしまいます。
ハリがなくなり、たるみやシワを悪化させ、くすみを生じさせてしまうんです。
肌は糖化するにしたがって、ターンオーバーのサイクルも遅くなり、
角質肥厚が進んでより乾燥し、ゴワつきやシミも悪化の一途をたどることに…。
糖化を予防するには?
AGEsはいったん作られてしまうと、体内にどんどん溜まっていきます。
だから、そもそも糖化させないことが大切です。
そうは言っても、毎日の食事で糖分を摂らなければ、人間は生きていけません。
つまり糖化は避けられないものなんですね。
しかし、毎日の心がけで、体が糖化していくのを遅らせることはできます。
こんなことに注意しましょう。
糖分の取りすぎに注意する
甘いものやスナック菓子、砂糖がたくさん入った清涼飲料、
パン、ごはんを食べ過ぎないようにしましょう。
また、早食いも血糖値を急上昇させ糖化を促進してしまうのでNG。
食物繊維や酢の物を積極的に摂る
緑黄色野菜などに含まれる食物繊維や酢の物は、糖分が吸収されるのを遅くし、
血糖値が急に上がるのを防ぐ効果があります。
運動する
運動して糖分をエネルギーとして燃やしてしまうのが一番です。
ウォーキングやエアロバイクなど、有酸素運動がおすすめです。
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